ここで清少納言が手紙を書いた「蓮の葉」について、先の画像のような蓮の葉を思い浮かべた人は、ちょっと外れである。実際には我々が法要で用いる「散華」のことである。これを拾って、清少納言は一筆書いたのである。
蓮【ハス】葉(はちすは)、よろづの草よりもすぐれてめでたし。妙法蓮華のたとひにも、花は仏にたてまつり、実は数珠(ずず)につらぬき、念仏して往生極楽の縁とすればよ。
浮葉巻葉立葉とはちすらし 素堂万葉人に男女の仲に思いを込めておおらかなに歌われた蓮も、枕草子(清少納言 長得2年頃成立 996年)の頃になりますと、仏教と結…
清少納言の価値観は現世利益志向である。 仏教に求める清少納言のこの態度は現代日本人と変わりなく、りの女性清少納言によって書かれた『枕草子』の中から仏教関係の記事を拾い出して分析した。
清少納言は、源氏物語が宮中で話題となっていることに影響を受けて、自分も小説を書き出すが、小説の才能が無く挫折する。 定子の計らいにより、自らも源氏物語を読み感銘を受けるが、自分の作風とは異なると感じ、自分らしい率直な思いを自然に表現 ...
Some people have eyes that see not and ears that hear not, but never tongues that talk not.
‹ | › | |||||
Mo | Tu | We | Th | Fr | St | Su |